北上ライフスタイルデザインプロジェクト

北上らしい暮らし方の実現に向けてー「北上ライフスタイルデザインプロジェクト」は、今後想定される環境制約下においても、心豊かな生活を送ることができる持続可能なまちを作ることを目指しています。

地球環境問題を考えてみる

地球環境が抱える問題は温暖化のみに留まらず、「資源」「エネルギー」「気候変動」等、多岐に渡っています。 ちょっとした利便性を得るために、大量のエネルギーや地下資源を使う、その繰り返しが環境の負荷となり、100年前には制約ではなかった、資源、エネルギー、人口、気候変動等を未来の制約にしてしまったのです。 地球には約70億人の人間が生活しており、全員が日本人と同じ生活をしようとしたら、地球が2.5個必要だと言われています。 高度な文明社会で豊かさと便利さを追求してきたことで、現在の地球環境が抱える問題を引き起こしたのです。 その結果、7つの問題が2030年には限界に達し、今の便利な生活ができなくなるかもしれません。

2030年の7つの環境による制約.jpg

「ライフスタイルデザイン」ってなんだろう

2030年の7つの環境の制約の下でも、我慢するのではなく、ワクワク・ドキドキする未来の心豊かな暮らし方を描き、実現していくことです。ライフスタイルデザインは地球環境問題を解決する手段です。

どのようにデザインするんだろう

2030年の環境制約の下での暮らしを考えてみる

  • 気候・暮らしはどうなっているんだろう?
  • 電気料金やガソリンの値段は?

便利なものが普及する前の過去の暮らし方にヒントをもらう

  • 90歳前後の人に戦前の暮らしを聞き、先人の知恵を借りる

将来の環境制約を踏まえて、将来のワクワク・ドキドキする心豊かな暮らし方を描く

  • バックキャスト思考を用いて考える

バックキャスト思考とは……未来のある時点に目標を設定して、そこから振り返って現在すべきことを考える方法

バックキャスト

90歳ヒアリング

北上市では、平成26年度に、計18名の方に90歳ヒアリングを実施しました。 

90歳ヒアリング.jpg

北上市のライフスタイルを描いて、体験してみる

90歳ヒアリングで学んだ北上の昔の暮らしを応用して、これからの未来の新しい暮らし方を描くワークショップを開催しました。平成26年度は、市職員が暮らし方のアイデアを108つ、27年度は公共機関等の職員が展勝地エリアで日常のゆがみを直す暮らし方のアイデアを8つ描いて研究しました。 今後は、それらのライフスタイルを実践するための活動について検討していきます。

北上LS思案
展勝地LS

この取り組みの詳しいことは、北上ライフスタイルデザインパンフレット(平成29年3月作成)(3MB)をご覧ください。

これまでの活動

平成26年度から始まったライフスタイルデザインプロジェクトでは、これまでワークショップや自然と触れ合う体験イベント等の活動を行ってきました。

平成26年度から令和元年度までの活動を紹介します。

これまでの活動(PDFファイル:4.9MB)

最後に…

地球環境のことを考えると、みんな今まで我慢ということしかなかったのではないでしょうか。でも、その制約をしっかりと受け止めることで、今よりもっと素敵なライフスタイルを見つけることもできます。 ただ、そのためにはちょっとだけ発想を変えなければなりません。それによって私たちが、次の世代に手渡すものを見つけることができるはずです。

この記事に関するお問い合わせ先

環境政策課 環境企画係

〒024-8502
岩手県北上市上江釣子17-201-2江釣子庁舎1階
電話番号:0197-72-8281
メールでのお問い合わせはこちら
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更新日:2021年04月21日