UPZ圏外(静岡市)に「避難計画」と「安定ヨウ素剤」を求めます!

UPZ圏外(静岡市)に「避難計画」と「安定ヨウ素剤」を求めます!

開始日
2016年5月10日
署名の宛先
静岡市議会議長
このオンライン署名は終了しました
106人の賛同者が集まりました

この署名で変えたいこと

署名の発信者 小笠原 学

「放射能から、子どもを守りたい」
子どもを想う親の尊厳を守るため
6月静岡市議会へ、UPZ 圏外(静岡市)にも「避難計画」「安定ヨウ素剤」を求める陳情を行い、
放射能防護の大切さを静岡市からも声を出したいと思います。

「浜岡地域原子力災害広域避難計画」に関する陳情
静岡市議会議長殿
≪ 陳情項目 ≫
1.静岡県と協議を進め、静岡市の避難計画を策定すること。
2.計画策定の際には、安定ヨウ素剤の事前配布を盛り込むこと。
3. UPZ 圏内からの避難者の受け入れ、広域消防として当事者性を踏まえ、地域防災計画の見直し行うこと。

≪呼びかけ文≫
命の尊厳を守るため
「 UPZ 圏外(静岡市)に避難計画を求める」陳情・署名に、ご協力をお願い致します。

呼びかけ:小笠原学(静岡市・子ども被災者支援法を考える会代表/支援交流『虹っ子』代表/親子わくわくピクニック実行委員/311を忘れない in 静岡代表)

3.11以降、自分の中で世界が変わりました。人の命を大切にすると思っていた日本は、子ども達の健康を優先しませんでした。
自分は、今までの無知・無関心を悔やみました。
日本は福島原発事故後に市民の被ばく限量を20倍に引き上げ、子ども達を被ばくから十分に守る事をしませんでした。
チェルノブイリ原発事故後には年1m S v以上の地域を「避難の権利」としましたが、日本では5年がたつ今でも年20m Sv 以上の地域のみが「避難区域」です。
100万人に1~5名と言われている小児甲状腺ガンは、福島県内38万人を検査し疑いも含めて167名と増え続けています。
子ども達の健やかなる未来以上に、大切なモノはあるのでしょうか?
自分は3.11以降、毎月静岡の有機野菜を福島の子ども達に贈り、毎年夏には保養活動を行っています。
自分が今も野菜・保養活動を継続しているのは、未だ「命の尊厳」が守られていないからです。
2016年3月31日に「静岡県の避難計画」が公表されましたが、 UPZ 圏外(浜岡原発から31km以上)の市町村に避難計画はありませんでした。
放出された放射性物質は、決して31kmラインで止まりません。
福島原発事故ではこの誤ったラインにより、「安全」・「避難の権利」・「保障」が隔てられ、家族・地域を引き裂きました。
日本はこの悲劇をかえりみず、また同じ過ちを繰り返そうとしています。
この誤った「静岡県の避難計画」により、私達(子ども達の未来)は被ばく被害を『事前宣告』されたのです。
UPZ 圏外の私達に避難計画はなく、原発事故が起これば避難が遅れ家族・地域が引き裂かれてしまいます。
子ども達の健やかなる未来以上に、大切なモノはあるのでしょうか?
この誤った UPZ ライン(静岡県・避難計画)を、皆さまは黙認出来ますでしょうか?
この陳情・署名は、決して静岡市だけの活動ではありません。
今も福島原発事故で苦しむ家族・地域の、「命の尊厳」を守る為の声です。
そして UPZ 圏外を外した避難計画は、決して「実効性のある避難計画」ではないという、浜岡原発の再稼働にストップを求める声です。
そしてこの UPZ 圏外の避難計画を求める運動は、他の地域へも広がりを持つ運動です。
命の尊厳を守る為、どうぞ署名にご協力をお願い致します。

≪ 陳情趣旨 ≫
2016 年 3 月 31 日、静岡県は浜岡原子力発電所の原子力災害対策重点区域 PAZ (原子力施設から概ね 5km )・ UPZ (原子力施設から 31km )にかかる 11 市町の住民を対象とした『浜岡地域原子力災害広域避難計画』を公表しました。避難計画では PAZ ・ UPZ 圏内の各自治体と周辺地域の自治体が連携して避難・協力体制について協議をすることが前提とされています。
福島第一原発事故では、北西方向へ流れた風に乗り、原発から 50km に位置する飯舘村等に多量の放射能が飛散しました。現在、全村避難になっている飯舘村や福島市等の福島県内では、小児甲状腺ガンの患者数(疑いを含む)が 167 名に上っています。
静岡市は、飯舘村と同じように浜岡原発から 50kn 圏内にあたり、静岡県の放射性物質拡散シミュレーションによれば、放射性物質を含むプルームが風にのって到達する被害地域に入っています。これらを踏まえれば静岡市にも広域避難計画が必要になります。
また、本年 4 月よりの 静岡市と 3市2町(島田市、牧之原市、吉田町、川根本町)が連携した広域消防体制整備され、本部が静岡市に設置されました。牧之原市、吉田町は原子力防災計画を策定しており静岡市は原子力防災の直接の当事者となります。
更に、島田市が策定した避難計画では、島田市民 32,000 人が静岡市を避難先としていることから、それらに対応した地域防災計画の見直しを行わなければならない状況下にあると言えます。
これらを踏まえ陳情を致します。

【賛同人メッセージ】
○鈴木さおり(福島県いわき市・ TEAM ママベク子どもの環境守り隊)
どんな地域でも避難計画は必要です。福島県いわき市は その計画がなかったため、大量の初期被曝をしてしまいました。これから先 ずっと、追加被曝を避けるよう気を付けるしかすべはありません。子どもたちは一生 リスクを負うことになってしまいました。しっかりとした避難計画を求めます !

○野口時子 (福島県郡山市・3a!郡山 代表)
福島第一原発から70 km 離れた郡山市は避難してきた自治体を受け入れることに専念しました。
しかし、放射能の被害は距離に関係なく35万人の市民の脅威になりました。
事前の知識など無い私たちは我が子を守るために苦しみました。
その苦しみは、まだまだ終わりはありません。
我が子に、次世代に、同じ思いをさせたくありません。
明るい未来を次世代に渡すためにも『想定外』を『想定内』にするためにも『原子力災害広域避難計画』の早期実行をお願い致します。

○小野正子(福島県いわき市・保育園元園長)
私たちの保育園は福島第一原発から50kmの距離で、避難計画が無かった事でさらに被害を被りました。
子ども達の大切な成長を、保証する事が出来ませんでした。子ども達に申し訳ないです。 UPZ 圏外にも避難計画は必要です。

○守田敏也(京都市在住・フリーライター・兵庫県篠山市原子力災害対策検討委員会委員)
「原発から命を守るためのリアルな計画作りを進めるとともに、できる事からすぐに準備に着手して下さい」

○東山浩子(静岡市・小学生の親・防災士)
地震活動期に入ったと言われ、今回も予測できず熊本地震が起きました。静岡では東海地震、南海トラフ巨大地震が、いつ来てもおかしくありません。最悪の事態を想定し、一刻も早く避難計画を立て、実際に訓練を行ってください。できる限りの協力をいたします。
福島原発事故において、各国大使館は半径 80km 圏外へ退避指示を出しました。それは、浜岡原発から静岡市がすっぽりと収まる距離です。 UPZ でないから無関係ではありません。
チェルノブイリ原発事故からたくさんの学びがあります。直ちに影響がなくとも、生物は放射能と共存できません。
市民を守ってください。何よりも、人命を優先してください。どうぞよろしくお願いいたします。

○川嶋弘美(浜松市・環境劇団エコーズ団員)
命と、生きる力を護る為に、本当に必要とされる避難計画は何か、たくさん知恵を出し合いましょう。

○白石ひろみ(島田市、準傾聴療法士、安心して暮らせる島田を創る市民の会)
放射線核種は、コンパスで描いた線内だけに留まるとは限りません。 それは絵に描いた餅になることは、福島県の事例からも明確です。 UPZ 圏外でも避難計画は必要です。静岡市の皆さんも、命と財産を守って下さい。

○中田博之(吉田町)
今回の熊本地震で建物の倒壊、半壊や余震による建物の倒壊に不安と恐怖の中での屋内退避が出来ない方々がいることが明白になりました。
原発事故が起こった際屋内退避が不可能な人への迅速な避難計画を求めます

○小倉利枝(富士宮・「ワンハートリング富士」副代表)
福島原発事故で放射性物質が広範囲に及んだことからも UPZ 圏外にも避難計画は必要です。

○諏訪部 真紀子(静岡市・一児の母親・会社員・災害ボランティアコーディネーター)
私は駿河区の災害ボランティア団体で活動しています。災害時生き延びる為にも最善の策をお願い致します。

○平塚陽子(藤枝市・薬剤師)
日本の将来を担う子供たちを守らない限り、日本の発展はありません!事故があってからでは遅いのは 3.11 で経験済みです。ここで学んだ大きな災害から子供たちを守るために行動しましょう!

○森妙子(静岡市内デザイン系専門学校非常勤講師 ・清沢クラブ)
子供達が伸び伸び暮らせる環境提供の支援が今後とも不可欠である。

○大山浩司(浜松市・特定非営利活動法人ドリーム・フィールド 代表「心による平和を願うみんなのネットワーク」「 LOVE & PEACE MUSIC パレード実行委員会」
市民へと責任を転嫁することなく、市民を守るために必要なリスクマネジメントをお願いします。

○石上光春(静岡市・有機農家)
浜岡原発で事故が起これば、もう農業は出来なくなる。放射能は風に乗ってくるでしょう。静岡市にも避難計画は必要です。

○伊藤みちよ(静岡市・主婦)
避難計画、必須ですよね!
そこを真剣に考えたら、
再稼働はありえない!ってなりますから!
もちろん、稼働してなくても、原発震災避難計画は必須ですね!

○遠藤裕紀子(富士市、二次の母親、ブナの木マルシェ)
浜岡原発で事故が起こった場合、静岡市からも避難が必要になると思います。避難計画は必須だと思います。

○齋藤琴美 (こっぺぱん文庫)
果たして原発事故が起こった時に安全な避難が可能なのか?それを知るためにも避難計画の作成は必要だと思います。

○大竹憲一(伊豆の国市・サラリーマン百姓)
熊本地震みたいなのが浜岡原発を突き上げたらどうなるのか!避難計画を一刻も早く!

○金原勝(自然エネルギー推進・県東部の会)
私たち東部有志で、UPZ圏外の東部も含めた避難計画を、と県に要請した時、旧原子力災害対策指針でPPAとして「プルーム通過時の防護地域」であった静岡市にも独自の「広域避難計画」がないのに驚いた。静岡市でUPZ圏外初の「広域避難計画」が策定されればUPZ圏外市町に範を示すことなるのではないか。

○青野真奈美(静岡市・二児の母 管理栄養士)
一言メッセージ:福島の悲劇を顧みてください。同じ過ちを繰り返さないように。

○村野雪(吉田町民・しずおかハートnet)
リスクは同心円では広がりません。
UPZ圏外にも避難計画を作ってください。


賛同人:鈴木雅子・松谷清・長倉まさあき・山田久美子・鷲巣敦子・新居あい・大井美智子・成澤聰・馬場利子・安田恵子・藤原玲子


FBページ「UPZ圏外(静岡市)の避難計画を求めます」
https://www.facebook.com/upzkenngai/

【動画】
2016.5.8「UPZ圏外の避難計画を考える」(前編)6分45秒
https://youtu.be/kRPfzjO_fVY
2016.5.8「UPZ圏外の避難計画を考える」(中編)7分54秒
https://youtu.be/ykELiDEjpjA
2016.5.8「UPZ圏外の避難計画を考える」(後編)7分45秒
https://youtu.be/EYf-VzsdWrw

このオンライン署名は終了しました

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意思決定者(宛先)

  • 静岡市議会議長