戦争孤児PTSDの『禁じられた遊び』もアスペルガーの証になる現代日本

 

1940年

ドイツ軍から逃げるため

街道を進む群衆の中に

右の幼い少女がいて

機銃掃射で

両親と愛犬を失い

 

左の牛追いの農家の少年の家に

温かく迎え入れてもらえました。

 

少女は

「死の意味」がわからなかったので

少年と話し合い

両親と一緒に死んだ犬の

お墓をつくり

 

愛犬がひとりぼっちでかわいそうだと思って

モグラやヒヨコなど

様々な動物の死体を集めて

次々に墓を作ってゆきます。

 

そのうち

飾り(象徴)が必要だと思うようになり

あちこちから十字架を

盗み出すようになるのでしたね。

 

それが「禁じられた遊び」であり

PTSD予防のための

箱庭療法みたいなものです。

 

少年の父も神父も

その哲学宗教的な遊びを

せずにはいられなかった

こころの傷にはむとんちゃくで

善悪でしか判断せず

 

(別の理由で)

少女は孤児院に行くことになりますが

途中ではぐれて

群衆のなかに消えてしまいました。

 

今の

発達障害ブームを予感させるような

(こころのケアなしに

施設に収容される決まりになるが

ハッピー・エンドにはならず

みんな迷子)

哀しい物語です。

 

 

 

映画にお金を使いすぎて

音楽にお金がかけられないので

ギター演奏になり

(なんかこういう話多いですね)

この名曲が生まれたそうです。

途中で

映画のシーンも流れます。

 

日の丸や君が代くらい

こころを動かしますから

この物語に

「象徴性」があるのは確かでしょう。

 

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