沖縄は諦めない 民意の力で辺野古埋め立てを止める

糸数慶子・元参院議員
糸数慶子氏=小川昌宏撮影
糸数慶子氏=小川昌宏撮影

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、埋め立ての賛否を問う県民投票で

 (1)投票率が52・48%で、50%を超えた

 (2)反対票(43万4273票)が投票資格者総数の37・65%となり、県民投票条例に基づいて知事に投票結果の尊重義務を課す4分の1を超えた

 (3)反対票が玉城デニー知事が昨年9月の知事選で獲得した39万6632票を超えた

 という三つの点をクリアできた。本当に良かったと思っている。

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元参院議員

1947年生まれ。平和バスガイド、沖縄県議などを経て、2004年に参院沖縄選挙区から初当選し、3期務めた。