キミは「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん」を知っているか!?
バーチャルYouTuber
はい、どうも!
みなさんはバーチャルYouTuberと言われると誰を思い浮かべるでしょうか? 僕は以前pixivisionにキズナアイさんの紹介記事を書きました。
何度見てもかわいいですね、キズナアイさん。彼女の大きな魅力として等身大な実況体制があると思うのですがどうでしょう。
キズナアイさんのスーパーマリオオデッセイ実況、程よい下手くそさや、慣れてなさから無理に難しいところへ繰り返す挑戦心などが、全てにおいて僕のお母さんがスーパーマリオ64をプレイしているのを眺めてた時と同じで、行動原理が何もかもわかってしまいノスタルジーな涙が出てくる
— に (@nyalra) 2017年11月24日
さて、今ではすっかりお馴染みとなったキズナアイさんの話は一旦置いておきまして、今回は等身大……というかあまりにリアルな新時代のバーチャルYouTuber、
「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん」が如何に他YouTuberより特異な存在であるかの話をします。
※この記事を書いた時点ではチャンネル登録者数300でした。今では万超え……おめでとうございます!!
この「おじさん」部分は、キズナアイさんのように走っているシーンで爆風スランプを口ずさむような、かわいらしいおっさん臭さなどではなく、声も中身もガチな素人のおっさんという本物なんです。
このバーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんが、どれだけリアルな質感のあるおっさんか端的に分かる要素として、
本職がコンビニバイトのおじさんである事が挙げられます。
かわいい狐娘の外見から全く想像できない、現代社会の世知辛い話をし続けるバーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんに、僕はもう完全にメロメロなのじゃ。
バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん
(バーチャル狐娘Youtuberおじさん。はじまります。【001】)
記念すべき第一回。他YouTuberの例に漏れず「はい、どうも!」から元気よく始まるわけですが、当然第一声からおじさん声。読み上げソフトやボイスチェンジャーなんて洒落臭い物は一切使わないその心意気が素敵。中身はおじさんでも一人称は「わらわ」。
第一回では簡単な自己紹介が始まるのですが、「あの~……」「え~……」などの繋ぎが事ある度にでてきたり、噛み噛みで同じ単語を二度繰り返すなど、初回にしておじさんの無修正なぶっつけ本番っぷりが伝わります。かわいい。
(それはとっても世知辛いなって【002】)
バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんの異質さが詰まった第二回。バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん初心者に最もお勧めな本物の回です。
第二回では冒頭から何故か狐耳が骨折。狐娘に拘りのあるバーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんもどこか悲しげ。
第二回では初めに紹介した通り、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんが実はコンビニバイトという突然の告白が始まるのですが、
この一連の悲壮感が凄い。
VR技術で暮らしていきたいがバイトで精一杯である現実が、おじさんの肉声でたどたどしく吐露されていきます。このたどたどしさがかわいい。ベテランYouTuberなら間違いなくリテイクする詰まり方の目白押しで、完成されている実況動画では出せない新鮮さがあります。
涙のエフェクトがないので、どうにか泣いている事をモーションのみで表現しているのもかわいい! この辺りの嘆きは本物過ぎて、大事な「のじゃ」語尾も最後の最後で取ってつけたようにでてくる始末。
他動画でも、台詞を言い切った後にふと「のじゃ」要素を想い出して無理やりつけるのはお約束。かわいすぎる!
(嵐を呼ぶ VRけもみみ帝国の野望【004】)
突然キャラ付けの方向性が九条カレン化し、(僕だけの中で)波乱を呼んだ第四回。「のじゃのじゃ~」と手を振る適当な挨拶がポイント。
この回はなんと、7分間に渡り、おじさんがどれだけ現実世界で詰んでいて、こうした一発逆転に懸けているかが語られます。かわいい狐娘要素全く無し。おじさんファンには堪らない名回です。
自分の無能力さをひたすらに卑下するバーチャルのじゃロリ狐娘Youtuber。こんな哀しい動画がこの世にあっていいのでしょうか。というか、ここまで赤裸々な自分語りするYoutuberが他にいるでしょうか?
因みにこの回から骨折気味の狐耳が揺れるように改良されており、なんだかんだおじさんの技術が本物である事がわかる……のじゃ。背景も狐耳の世界観に合った和風な場所に。
「やらなければ、はじまらない・・・」バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberきっての名台詞も登場。コンビニバイトのおじさんが人生を懸けた一大プロジェクトを指しての台詞ですので、相当な重みを感じます。
オタクのTS願望
百聞は一見にしかずと言いますし、これ以上の紹介は控えます。是非、彼女……いや、彼の野望の手助けとなるため実際に動画を観て応援してあげてください。画像は最新回にてセブンイレブンに導入されたコーヒー用の機械を洗う面倒さを解説するお狐ちゃんです。
オタクは誰だってかわいい美少女にTSしたい生き物。その夢をこういった形で叶えたかつ狐娘ファンを喜ばそうと努力する姿は素晴らしい。イチオシYouTuberです。
余談ですが、僕が好きな今期アニメに「ネト充のススメ」がありまして、この作品は中身が櫻井孝宏声のサラリーマンが、ネトゲ世界であざとすぎるドピンクな美少女を演じる作品です。狐娘と合わせて、おっさんが必死に美少女を演じているのが好きで仕方ない自分に気付かされました。因果で難儀な性癖を背負ってしまったものです。